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【乳がん月間】乳がんを経験して 特別編1

by バルドゥッチ 淳子(トレスマリア クリエイター)2019.10.16

kokode Beauty(オリジナル)

こんにちは。トレスマリア クリエイターのバルドゥッチ淳子です。 前回は、医師からのメッセージを込めて大切な人のために、知ってほしい「乳がん検診」<木下貴之医師 監修>のお話でした。
今回は、乳がんを経験された女性たちからのお話、「乳がんを経験して 特別編1」です。家事や育児、仕事で忙しくて、自分のことになかなか時間をさけない女性は多いのではないでしょうか。10月は乳がん月間。この機会に、乳がんについて理解を深め、検診の大切さを共感できればと思います。

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“年1回、自分がちょっと痛いのと、周りの大切な人に何年も辛い痛みを与えること
どちらがよいか考えてみて欲しい。”

Mさん(東京都在住、40代)
家族構成:ご主人

シコリには気づいていたけれど、怖くて病院に行けなかった
しこりは自身で触ってコリコリするのでおかしいなって気づいていたけれど、単純に怖くて病院に行けなかった。自然になくなるかなー、でも鏡を見ると引きつっていて、大きくなっている気がするし。と思っていた矢先、会社の検診で乳がんが発覚。はじめは、正直、乳がんだとわかって、ホッとした。手術して直すことだけだなって思っていました。

かかりつけ病院の乳腺外科へ、体や心の負担も軽減
私の場合、内科の病気でかかりつけの病院があったので、そこの乳腺外科がよいと思い、その内科の先生に相談したら、乳腺外科の予約をとってくださいました。そこから治療がスタート。ただ予想以上に道のりは長かった…。手術は治療のスタートで、術後、病院には10年も通うんです。けれど、同じCTを内科と乳腺科でシェアしてくださるので、費用面でも体や心の負担面でも同じ病院を選択したことは良かったと感じています。先生は男性で優しかった。がんではない部分やお胸も慎重に丁寧に検査してくださり、先生におまかせしようと思いました。

5年前の2月にがんが発覚し、同年8月に手術<ステージ1>。傷も小さく、温存療法でした。抗がん剤の必要は無く、おなかに注射をするホルモン治療と放射線治療を実施。現在は、ホルモン治療と定期検診に通っています。

すぐに駆け付けてくれた母に心で呟いた「ごめんなさい」
乳がんを電話で伝えると70歳近くの母がとても心配して、すぐに九州から東京に飛んできてくれました。母はただ、私と一緒にいてくれた。こんな母に心配をかけて「ごめんなさい」って深く想ったのを今でも覚えています。

Message
乳がん検診、「私は大丈夫」という不確定な安心感から、エコーを選ぶ人が多いですよね。乳がんは、唯一自分で触って見つけられるがんです。決して怖い病気ではないので、必要以上に怖がらないで。端っこにあるがんはマンモでは見つけられないこともあるし、石灰かどうかわからないようながんはマンモの方がちゃんとできるかもしれない。だから、エコーとマンモの双方受けることが大事だと私は思います。家族、お友達やパートナーのために、ぜひ両方受けてください。「今年もなんでもなかった」って安心したらよいと思います。年に1回自分がちょっと痛いのと、周りの大切な人に何年も辛い痛みを与えること。どちらがよいか考えてみて欲しい。
私は、病気のことをすべて7歳年下の彼に話しました。それも理解したうえで、ずっと一緒にがんばってくれたのがとても心強くて感謝でした。そしてついに今年、本当に困ったときに一緒にいてくれた彼とウェディングをしました!ずっと先延ばしにはなったけれど、嬉しかった。これからも自分を大事に、周りを大事にしようと思います。これから検診に行かれる方も治療を受ける方もがんばってください。

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“一人で引きこもらないで、周りにお話するとみんなが助けてくれますよ”

Oさん(東京在住、50代)
家族構成:ご主人、長女(20代)、長男(10代)

自覚症状はまったくなくて、頭の中がただ真っ白に
毎年検診していたけれど、しこりもなく、自覚症状もまったくありませんでした。なのに、健康診断で疑わしいと診断されて……。すぐに紹介状をいただき、近所の病院で検診。乳がんが発覚しました。
その時は、すぐ死んでしまうんではないか、ステージはいくつなのかと頭の中が真っ白に。ちょっと落ち着くと、仕事ばかりで、食生活や家事ができてなかったことなど、ただただ反省する毎日でした。

自分にあった病院や先生に出逢うことがとっても大事!
近所の病院では、質問する時間もなく、1か所のがんを摘出するという手術の段取りだけが組まれていき、不安を感じていました。そんな時に知り合いが、あるお医者様をご紹介くださったので、遠方でもそちらの病院に通ってみたのです。すると、謙虚な男性の先生は、不安なことは一切言わないし、診察の時には時間をとってくれて、いろんなお話をしたり、心のケアに努めてくださいました。だから、この先生におまかせしようと決心。不安やストレスは病気にもよくありません。なので、安心しておまかせできる先生に出逢えたことが本当に幸せだし、先生に感謝しています。
入念な検査の結果、昨年9月に乳がんが発覚。しかしがんは1か所ではなく、複数のがんだと判明。同年10月に手術<ステージ2>で、10日間、入院しました。ただ抗がん剤の必要は無く、現在はホルモン治療と定期検診に通っています。

仲間たちに支えられて引きこもりから脱出!
サロンを経営してきたので、病気が発覚してからスタッフや友人と食事に行く時間もないほど、仕事づけでした。すると、つけが回ってきたのか、社交的な私が2か月間も引きこもってしまったんです。そんな中「Oさんは家で休んで。私たちがやるから~」と助けてくれた仕事の仲間たち。そして「Oちゃんのために、お守りをゲットしてきたよ!」って温かい言葉をたくさんかけてくれた友人。助けてくれたのは、仕事やプライベートの仲間たちでした。みんな今までごめんね、そしてありがとうの感謝の気持ちでいっぱいでした。

Message
みなさん、定期健診を受けましょう。1年ごとにマンモとエコー交互でもよいかも、双方やると安心です。それはマンモで写りやすいがんと、エコーで写りやすいがんとあるから。同じものをずっと受けるのは避けたほうがよいと思います。
そして、例え、がんだとしても、引きこもらないで。信頼する人にお話すると、みんながいろんな情報を教えてくれて助けてくれて、選択肢が広がって気分が楽になるって私も実感したから。
今は、口から防腐剤や添加物を入れないように、水や醤油、みりんなどの調味料も体にいいものを選ぶようにしています。ずっとはまっているのは友人から教わった生酵素ジュース。リンゴ1個、人参1個と無農薬レモン1個をミキサーに! 美味しくて体にいいって最高ですよね。また、化粧品やヘアケアも優しいものを使っていますよ。
昔は仕事に没頭しがちな私でしたが、今は自分自身、家族や友人を大切にしようと思います。また、これからは経験者として、乳がんの女性を勇気づけられるような活動ができればと考えています。

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Mさん、Oさん、ありがとうございました。Mさん素敵なウェディングでしたね、ご結婚おめでとうございます。そしてOさん。私も忙しいと逆に親しい人たちに家族や友人の存在を深く実感します。生酵素ジュース私も試してみたいと思います。
みなさんも大切な人のために、毎月のセルフチェックと年に1度の乳がん検診を。
次回は、乳がんを経験された女性お2人の
お話です。

バルドゥッチ 淳子(トレスマリア クリエイター)

1977年東京都生まれ。アルゼンチン人と結婚。米国UCバークレーエクステンション卒業後帰国。商社、大手国産化粧品会社の国際部に所属し、世界の有名百貨店におけるブランドローンチや育成に従事する。グローバル体験を通じて、日本の美容の盲点に着目し、日本発デリケートゾーンのお手入れブランド『トレスマリア』を設立。http://www.tresmaria.com/

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